Interview従業員インタビュー

設備のメンテナンスには
自由なモノづくりの醍醐味があります
2012年入社作業所長 増田 充

01地元へUターンし、職人から施工管理の道へ

 前職では大阪で職人として働いていましたが、地元にUターンし、伸弘テクノに施工管理として入社しました。 新卒以降15年近く技術職として経験を積んできたものの、長期的なキャリアを見据え、より上流の工程でも仕事をできるようにしたいと考えたのが転職のきっかけです。施工管理の経験がなくてもゼロからチャレンジできる会社を探していたところ、伸弘テクノを知り、縁があって採用されました。
 入社してからは、やはりこれまで職人として取り組んできた仕事とのギャップを痛感しましたね。職人はあらかじめ決められた仕様に従い、指示された施工方法で作業するのが仕事ですが、施工管理者は工事全体の流れを把握し、細かな仕様も施工方法もすべて自分で決めて職人に指示を出す必要があります。この流れを覚えるまでが一苦労。入社前に1級管工事施工管理技士の資格だけは取得していましたが、知識として持っていることと、実際に現場で動けるかどうかは異なります。
 そうした入社後のギャップを乗り越えられたのは、同僚や先輩のフォローが大きかったです。最初の1〜2件は先輩に付いて少しずつ作業を任せてもらいながら現場の流れを覚えていきました。独り立ちしてからも、わからないことを先輩や同僚にすぐ相談できる環境があるのはありがたかったですね。社内は社長も含めて気軽に話せるフランクな雰囲気なので、率直に「働きやすい職場だな」と感じました。

未経験で伸弘テクノに飛び込んだ社員は多いのだ!

02大規模な公共工事は施工管理の腕の見せ所

 現在は三島市内の工場設備メンテナンス案件を中心に担当しています。過去には工場建屋の新築工事や公共工事なども幅広く担当してきました。施工管理をするだけでなく、職人としての経験を活かして自ら施工を行うこともあります。担当する工事の規模としては中規模のものが多く、工期は1件当たり3カ月〜半年ほどで、現場の職人は10人前後。これをだいたい2〜3件掛け持ちしています。
 工場設備のメンテナンスというと、正直「地味だな」と感じる人もいるかもしれません。ですが私としては、華やかなイメージのある新築工事以上に面白い仕事だと思っています。
新築工事の場合、配管や仕様は社外の設計士によってあらかじめ決められているケースが大半です。
これに対して、伸弘テクノが元請けで受注する工場設備のメンテナンスでは、どういう方向で、どういう形で配管を組むかを私たち施工管理が自由に考え、計画して、実際に形にするところまで責任を持って取り組めます。いわば「モノづくり」としての建設工事の醍醐味を感じられる仕事なんです。
 また、1件当たりの工期が1年弱に及ぶ公共工事も違ったやりがいがありますね。直近では、学校校舎の教室にエアコンを新設する案件を担当しました。公共工事は伸弘テクノだけでなく、役所の担当者や建築会社の担当者、外部の設計士、そして多くの職人など、あらゆる関係者との調整が必要になります。毎週定例会議に出席したり、複雑な書類を何件も作成したり、図面について設計士からの細かいチェックが入ったりとかなり大変な仕事ですが、それらをいかに乗り越えるかが施工管理者の腕の見せ所。どの公共案件も今につながる貴重な経験になっています。

《一日の流れ》

7:45 出社
8:00 現場へ
~  現場での施工管理業務
16:00 帰社
~  デスクワーク
18:00 退社

《オフの過ごし方》

自宅でゆっくり過ごす日が多いです。最近はNetflixで映画を見るのがマイブームですね。

公共工事で得られる経験値はこんなに高いのか……。

03向上心のある若手と一緒に成長を続けたい

 入社して約10年で施工管理の仕事は一通り経験でき、施工管理として2つ目の専門資格、1級土木施工管理技士も取得できました。今後も資格取得は引き続き目指していきたいですね。また公共工事など規模の大きな現場にもっと挑戦したいと考えています。
 伸弘テクノは「成長したい」という意欲があれば本当に成長できる環境です。「別に最低限の仕事さえできればいいや」といった消極的な姿勢で仕事をするのはもったいない。これから入社する若い人たちには、ぜひ積極的に「これをやってみたい」「これを教えてほしい」と私たち先輩に質問、相談して、自らスキルアップしてほしいと思います。また私たち中堅、ベテラン社員も、知識とスキルのある若手からどんどん学んで、一緒に成長を続けたいです。向上心のある人、そして何より建設業というモノづくりの仕事が好きな人が仲間に加わっていただけるのを楽しみにしています。

ともに技術を磨ける仲間を待っているのだ!